和心紡ブログ

話①「海外研修生の恩返し」

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 応援団の中の人から聞いた話です。

 ある地方の 調理長が お宿に東南アジアから研修生と言う形で来た若者を

祖国を離れて来たのだから 何かと 寂しかったり困っているのではという事

で 何かにつけて声をかけたり 食事に連れて行ったりしていたそうです。

 その研修生が 日本で見た食材だったり料理を気に入ったそうです。

 そこで 食材を祖国に送る仕事を 同郷の仲間を使ってサイドビジネスと

言う形で始めた所 祖国に送った食材がヒットをしてサイドビジネスの方が

忙しくなったそうです。

 ただ 研修期間中は 可愛がってくれた調理長に恩義を感じていたらしく

研修優先で仕事をしていたそうです。

 研修期間が終わった時には 仲間にやらせていたサイドビジネスの売上が

数億円になったそうです。

 祖の会社を仲間に売り 売ったお金で 今度は 祖国から日本に食材を

送る会社を祖国で立ち上げそうです。

 祖国で会社を立ち上げる際に お世話になった調理長に 少しの金を

出資しないかと提案をして その調理長は 少額を出資したそうです。

 その出資をした少額が 1億円の配当になったと言う話です。

 調理長は 欲では無く やさしさからやった事に恩義を感じた研修生の

恩返しです。

 私は 話を聞いていて ほのぼのしました。
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